きらり健康生活協同組合

○○ってどんな仕事?

きらり健康生協の 医療や介護事業所で働く 各専門職員の仕事内容について紹介しています。

介護福祉士

だれもが、何らかの事情で、たとえばケガや病気、加齢による体力の低下などで今の生活を続けることが大変になることがあります。

そんなときでも自分の希望する生活を続けることができるよう、さまざまな専門職がみなさんと相談しながら支援をします。介護福祉士もその一員です。

介護福祉士とは…?

介護福祉士とは、昭和62年に介護の専門家として、制度化された国家資格です。
日常生活行動、たとえば食事、排泄などの行動に支障のある人に対して、その人が望んだ生活を続けていくための支援をおこないます。

具体的には

生活の支援ということで、さまざまな場面でみなさんと関わらせて頂いています。

私は通所リハビリの職員なので、利用者の方に通所リハビリの参加を通して、歩行やトイレ、食事などの日常の生活で行っている動作時に、その方の身体にあった動きの練習をして項いています。

また、自宅でもできる体操、グループ活動での歌や踊り、小物つくりなどの活動をとおして、活気ある生活のきっかけつくりをさせて頂いています。 他にも送迎や訪問の機会に、在宅生活での困りごとがあれば、その方と一緒に問題解決に取り組ませて項いています。

他の専門家とも

生活全般でみなさまと関わらせて項く上で、他の専門職の方との連携、協力はとても重要です。

病気のことなら、主治医や看護師などの医療関係者と、複雑な動きやその方に合った適切な動きやリハビリについては、作業療法士や理学療法士、
また、他のサービスとの連携や私たちだけでは不十分な在宅生活への支援については、ケアマネージャーや訪問介護の方、といったようにさまざまな専門職の方と一緒に支援しています。

心がけている点

私には私の生き方があるように、人はそれまでの経験や習慣、価値観によって、一人ひとりどう暮らしたいか、思いはさまざまです。

自分の価値観ではなくその人の思いをくみ取り、その思いを尊重しながらの支援ができる介護福祉士でありたいです。

こんなときはぜひ

  • うちのばあちゃん、ベッドから起こすの大変なんだけど…
  • 食べたり、飲んだりしたとき、よくむせちゃうから苦しいよ
  • おふろで滑ってから、入るのが恐くて…
  • 車椅子を玄関の上がり框にあげるのが一苦労
  • お茶のみ友達もめっきり減ってなんだかボーとすることが多い

など、些細なことでも結構です。

介護福祉士は、あけぼのホームヘルプサービスなどの訪問介護、デイケアやデイサーピス、
老人保健施設にじのまち などさまざまな場所に勤務しています。
どうぞお気軽にご相談下さい。

管理栄養士

栄養士と管理栄養士の違いとは…?

栄養士も管理栄養士も、栄養の指導に従事することは一同じです。その中で、より高度な専門知識や技術を必要とする、

  • ①傷病者の療養のために必要な栄養指導
  • ②個人の健康保持増進のための栄養指導
  • ③給食のうち、特別な配慮を必要とする給食の管理や指導

が、管理栄養士の分野である と「栄養士法」の中に訳されています。

これをもっと具体的に言うと、

  • ①病院や診療所での、患者さんの病気の治療・回復・合併症の予防を目指した栄養管理や栄養指導
  • ②都道府県・保健所・市町村・保健センターでの、地域社会・住民の健康を考えた栄養指導
  • ③給食施設の中でも特別な配慮が必要になる、例えば介護老人保健施設等や、食数の多い給食施設の栄養管理や栄養指導

が、管理栄養士の仕事内容となります。

そのため、管理栄養士は栄養士の資格を取った上でさらに、国家試験に合格した者がなることができます。

医療生協の管理栄養士

当医療生協には、介護老人保健施設、2カ所の診療所に常駐しています。

診療所では生活習慣病の治療の一つとして食事指導を実施し、予防として特定保健指導も行っております。介護老人保健施設では、高齢者への栄養管理や退所して自宅で生活を始める方へ調理や食事のアドバイスを行っています。

上記以外にも地域活動や、教室なども行っています。

楽しい食生活を

一人ひとりの暮らす環境や習慣にあわせた食事のアドバイスを行っています。食事のことへの質問・疑問等がある方は、まずは医師へご相談下さい。

ケアマネージャー

ケアマネージャーとはどんな人?

介護保険のサービスは、高齢になっても、住みなれた自宅で自立した暮らしを、安心して送るための支援を主な目的としています。

わたしたちケアマネージャーは、そんな制度の中の、利用者のみなさんとサービス事業者をつなぐパイプ的な存在だと考えています。

ケアマネージャーとはどんな資格の人?

医師、歯科医師、保健師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、理学療法士、作業療法士など、保健・医療・福祉サービスの従事者のうち、5年以上の実務経験があり、試験に合格した後、実務研修を修了した人たちです。一概にケアマネージャーと言っても、基本的な職種は様々です。

ケアマネージャーの仕事

ケアマネージャーは、利用する方々の立場に立って、主に次のような仕事をしています。

  • サービス利用の相談、アドバイス
  • 要介護認定などの手続きの代行
  • ケアプランの作成
  • 介護サービス提供機関との連絡、調整

相談するには…

ケアマネージャーは、居宅介護支援事業所に勤務しています。
医療生協では、「すかわ」「にじのまち」「しみず」「りんごの里」の計4ヶ所で事業所を運営しています。
何か困ったこと、悩んでいることなどありましたら、近くの居宅介護支援事業所窓口で、いつでも相談を受けております。
また、居宅介護支援事業所以外に、介護老人保健施設、介護老人福祉施設にもケアマネージャーは勤務しており、入所している方々の日々の生活に関わっています。

ケアマネージャーとして心がけている点

  • 利用者の方、ご家族の方々の困っていることや、要望を十分に聞き、ケアプランを作成するようにしていきます。
  • サービスの内容や料金について、わかりやすく丁寧に説明するよう心がけています。
  • 希望に添うよう、サービス事業者との連絡・調整を行います。
  • サービス開始後も、ケアプランの変更の必要がないか確認し、随時調整します。
  • 介護保険以外のサービス(地域の医療・福祉サービス)の情報をもち、きちんと説明できるよう常に心がけています。

どのような時、どんなサービスが受けられるの?

急用や旅行などがあるので一時的に利用したい 短期入所生活介護/
短期入所療養介護(ショートステイ)
生活の場としての施設サービスを利用したい 痴呆対応型共同生活介護(グループホーム)
自宅で介護するために環境を整えたい 福祉用具の貸与/福祉用具購入費の支給/
住宅改修費の支給
自宅での家事や介護の手助けがほしい 訪問介護(ホームヘルプ)/訪問入浴介護
自宅で医療のチェックやリハビリ、
療養についてのアドバイスを受けたい
訪問看護/訪問リハビリテーション/
居宅療養管理指導
外に出てみんなと交流したい、介護を離れて
自分の時間がほしい
通所介護(デイサービス)/
通所リハビリテーション(デイケア)

制度を理解して賢く元気に

「こんな生活を送りたい」という、具体的な希望をもち、自分らしく暮らす、それが、介護保険制度の目的です。 それを支えるのがわたしたちケアマネージャーです。
いつでもお気軽にご相談下さい。

言語聴覚士

皆さんは、言語聴覚士という資格があるのをご存じでしょうか?おそらく多くの方が「聞いたことがない」と思われるでしょう。

言語聴覚士は、speech language hearing therapist(ST)とも言われ、平成9年に制定された「言語聴覚士法」という法令で定められている国家資格です。 現在、言語聴覚士は医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い分野で医師や他の医療、保健、福祉、教育の専門職と連携し、活躍しています。

次に言語聴覚士の仕事について、簡単に説明します。

言語聴覚士はコミュニケーションに問題がある方、摂食・嚥下機能(食べたり飲んだりすること)に問題がある方に対し、評価、訓練、助言などを行い、その方らしい生活が送れるように考えます。

コミュニケーションに問題を持つ原因として、脳卒中後の失語症、発生発語器官の機能が障害される運動障害性構音障害、形態の異常に伴う器質性構音障害、聴覚障害、言語の発達障害、高次脳機能障害など様々なものがあります。 言語聴覚士は、その方の問題点を明らかにし、より良く生活していただくためにはどうしたら良いかを考えます。

摂食・嚥下は私達が日常、意識することなく行っていますが、病気や事故によってもその機能が障害されます。 また、高齢になると身体機能の変化に伴い、摂食・嚥下機能にも何らかの影響が出てきます。 コミュニケーションの問題も、摂食・嚥下の問題も、人間が人間らしく生活していく上で、非常に大切な問題です。 病気やけがにより、今まで意識することなくできていた周囲とのコミュニケーション、飲んだり食べたりすることができなくなることの辛さは、その方にしかわからないことで、周囲からも理解されにくい問題です。

職員の言葉

私が老人保健施設にじのまちで言語聴覚士として仕事をさせていただくようになってから、もうすぐ4ヵ月になろうとしています。 法人で初めての職種で、ひとりの職種ということもあり、無我夢中で日々過ごしてきたように思います。 わからないことが多い中、利用者様や利用者様のご家族の方々から、温かいお言葉をたくさん頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいで仕事をさせていただいてきました。

初めは戸惑うことが多かったのですが、最近では利用者様が私の顔を覚えてくださり、リハビリテーションの中にも利用者様との自然なやり取りを楽しむことができるようになってきました。

言語聴覚士として、コミュニケーションとは何かを日々考え続けています。

音声言語を使わなくても伝わること、伝えられることがたくさんあります。

私は、利用者様お一人お一人と接していくうちに、その方のこれまで歩んでこられた人生、歴史について知りたいと思うようになりました。 その方はどんなことが好きで、どんなふうに日々生活されているのだろう。その方の楽しいと思うこと、悲しいと思うことはなんだろう。 ご家族の話から、たくさん気付くことがあります。私は、ご本人の思いも、その方のご家族の思いも、どちらも大切にしたいと考えています。

これから言語聴覚士として学び続け、少しでも利用者様やそのご家族の方々のお役に立てるようになりたいと思っています。 そのためには、自分自身が様々な経験をし、物事をいろいろな角度から見ることができるような人間になりたいと思っています。

言語聴覚士の養成校で「その方のお気持ちに寄りそうことができるように」と教えられてきました。「気持ちに寄りそうこと」ができる言語聴覚士になるのが私の目標です。どうぞ宜しくお願い致します。

健康運動指導士

皆さんは、健康運動指導士という資格をご存知ですか?
最近テレビなどで取り上げられたこともあり、ご存知の方もいらっしゃると思います。
須川診療所、せのうえ健康クリニック、上松川診療所に健康運動指導士がおります。
今回は健康運動指導士の仕事について紹介させていただきます。

健康運動指導士って…

利用者さん一人一人の体力や生活に応じて、安全で効果的な運動を提供する職業です。
生活習慣病を予防するための運動、特定健診・特定保健指導において運動・身体活動への支援、健康を維持するための運動、介護予防に関わっています。

どのような場所で活躍しているか…

フィットネスクラブ、病院・診療所、健康推進センター、保健所、保健センター、学校、老人介護・保健福祉施設などと、様々な場所で活躍しています。

普段から、運動を始めなくては!と思っている方、どんな運動をしたら良いか迷っている方、お近くの診療所のスタッフまで気軽にご相談下さい。

また、須川診療所と上松川診療所にはスポーツ医がおりますので、運動に関してなどご相談下さい。

 特定保健指導における健康運動指導士の役割

作業療法士

作業療法士ってなあに

作業療法とは、身体や精神に障害がある方に対して、機能の回復や維持、開発を促すような作業活動を用いて治療・援助・指導を行なうリハビリテーションの一種です。
それをする人が作業療法士(OT)と呼ばれています。

「作業」って何のこと?

作業と言うと、皆さん細かい仕事や手作業を思い出すのではないでしょうか?
辞書では「仕事をすること」となっています。しかし作業療法での「作業」とは、人間が生きていて行なう全ての動作や活動の事をいいます。
つまり、「作業」=「その人の生活」とも言えると思います。

障害があったら…

障害があると普通の人が何気なくしている「作業」が出来なくなってきます。例えば、起きる・食事をする・トイレに行くなどの基本的なもの。
または、温泉旅行・畑仕事・人とお話しをする・趣味を楽しむなど、楽しむためのもの。

身体や精神機能、とりまく環境などを見極め「作業」が困難な原因がどこにあるか、その原因を取り除くためにどんな訓練が必要かを考えリハビリを行ないます。

障害があってもその人らしい「作業=生活」が出来るよう、援助することが私達の仕事です。

医療生協の作業療法士

老人保健施設や通所リハビリでは、生活全てがリハビリという視点で関わっています。 一人一人の在宅での生活をイメージし、集団体操や作業など、リハビリプログラムを立てています。 特に必要な人には、個別でのリハビリも行っています。施設内での生活から、在宅での生活を援助するため、自宅へ訪問して住宅改修や環境調整などのアドバイスもしています。

訪問リハビリでは、お宅に訪問してリハビリを行っています。 その方らしい生活のために、機能回復の訓練だけでなく、食事や入浴、調理などの家事、散歩などの外出、趣味的な活動など、生活の全てを訓練として行なっています。 また福祉用具や住宅改修、改修後の練習も行なっています。

他、転倒予防教室や糖尿病教室、セラバンド教室、保健大学での体操など、各種の健康教室にも積極的に参加しています。

健康な生活を…

いつまでも自分らしい生活を送れるよう、健康でいるためにも、リハビリは有効です。 皆さんも身近なリハビリ、各種健康教室に参加してみてはどうでしょうか。

歯科衛生士

みなさんは、歯科衛生士の仕事をご存知ですか?
みなさんが歯科衛生士と接するのは歯科医院に行った時、歯科医師の診療の補助をしていたり、歯石をとってもらった時でしょうか? 入れ歯の手入れや歯みがきの方法もお聞きになったことがありますか?

歯科衛生士の仕事

歯科衛生士の仕事には歯科医師の診療の補助、フッ素を塗る、歯石を取るなどの歯科予防処置、歯みがきや食事の方法をお伝えする歯科保健指導があります。 これは医療の中での歯科衛生士の役割です。

歯科衛生士の保健活動

医療以外にも歯科衛生士の活動の場があります。保健の分野で市町村の乳幼児健診や成人健診での保健指導を行っています。

医療生協では地域保健部が『歯みがきサポーター養成講座』を開催しその中で歯科衛生士が、自分たちで自分たちの健康を守る・健康を作るための知識、情報をお伝えしています。 そして歯みがきサポーターとなった方が班会などで歯みがきの方法やお口を健康に保つ運動をお伝えする活動をしています。

口腔機能向上の取り組み

そして最近では介護予防を含めた福祉分野での仕事です。介護予防の中に『運動器の機能向上』『栄養改善』『口腔機能の向上』が取り上げられました。 どうしたら介護を受ける状態にならずに暮らせるかを検討した時に『おいしく安全に食べること』『楽しくおしゃべりすること』が必要で口腔機能を維持することが大切だと立証されたからです。 これは介護が必要になった方でも同じことで要介護状態になった方にも介護保険でのサービス提供が認められました。

そこで医療生協ではリハビリセンター虹で利用者さんに口腔機能向上サービスを開始しました。昼食前のお口の体操や食後の歯みがきに取り組んでいます。 また食事中にむせてしまうなど問題のある方には個別で口腔機能の改善の為のリハビリもしています。

リハビリセンター虹以外でも各デイケアやにじのまちでも同じように全体の取り組みを実施しています。

家族みんなでお口の健康づくりを

6月4~10日は歯の衛生週間です。食後の歯みがきはしていますか?歯を舌でさわってツルツルしていればきれいになった証拠です。 虫歯も歯周病も口の中の汚れが原因です。きれいにすることで予防することができます。赤ちゃんから高齢者、男女を問わず同じです。 1日1回はしっかり磨くようにしましょう。家族みんなでお口の健康づくりに取り組みましょう。

訪問介護員(ヘルパー)

【訪問介護事業所の方針】
高齢や病気などにより自宅での自立した日常生活を送ることが困難になった、要介護者、要支援者の特性を踏まえて、 その方の有する能力に応じ、入浴、排泄、食事の介助等、その他生活全般にわたり自立のための支援を行います。

訪問介護員の仕事

介護支援専門員(ケアマネージャー)の作ったケア計画に沿ったサービスを提供しています。

具体的には、毎日の食事作りから居室の掃除、洗濯、買い物、入浴・排泄介助や食事介助まで幅広い内容です。

利用者を取り巻く環境(1人暮らしか、家族と同居など)一人一人の住環境が違いますからそれによっても介護保険を使える、使えない事がでてきますので、おのずと支援内容にも違いがでてきます。

自立支援を目指す

よく聴く話に、隣近所の方が、「知人のところに来ているヘルパーさんは何でもやってくれるのにあなたの所はなぜやってもらえないの?」と言われたけどやってもらえますか?と…。

サービス開始前には良く説明するのですが、複雑でなかなか理解してもらえないことがあります。

利用者ができる所はやって頂き、出来ない所を支援する、本人にある能力を十分に生かせるような声掛け、支援を常に心がけています。

訪問介護員がやってしまえば手間暇かけずサービスを早く終えることも出来ますが、それでは本当の自立支援とはならないと考えています。

自費によるサービス

介護保険では認めらないサービス(庭の草むしり、通院の付き添い、ご家族不在時の見守り、窓拭き、家族の食事つくり、話し相手など)については、生協独自の料金を設定し、サービスを提供しています。

在宅介護でお困りの方

医療生協には、2つヘルパー事業所があります。在宅介護で困った時、隣近所に困っている人がおりましたら気軽にご相談ください。

訪問看護

全国的に訪問看護の仕事はよく知られていないといわれています。 当生協の3つの訪問看護ステーション(訪問看護ステーションしみず・すかわ・しみずサテライト)でどんなサービスを提供しているかをご紹介します。

対象者は?

自宅で療養する赤ちゃんから高齢者まであらゆる年代です。往診や訪問診療を受けている方はもちろん、外来通院の方も対象となります。

どうすれば利用できるの?

直接・訪問看護ステーション・ケアマネージャー・診療所にご相談ください。介護保険の対象者さんはケアマネージャーがケアプランに組み込みます。 主治医の訪問看護指示書が必要になりますが、生協の診療所でなくても他の病院・開業医さんが主治医の場合も利用できます。

だれが訪問するの?

看護師・作業療法士・理学療法士

どんなことをするの?

療養上のお世話 清潔を保つための援助・環境整備・食事のお世話・排泄のお世話など介護や介護指導
医療機器の管理 カテーテルが入っている方・在宅酸素を利用している方・点滴の管理が必要な方
処置 床ずれや傷の処置・吸引の必要な方
精神的援助 認知症の対応・精神疾患の対応・ストレスを抱えている方の対応
リハビリ 脳卒中や骨折後のリハビリだけでなく、何もしなかったため筋力が弱ってしまった人へのリハビリも行います。
住宅改修・福祉機器の
選定 アドバイス
障害にあった手すりの位置や、車椅子や杖の適正な選定のアドバイスを行います。
ターミナルケア 自宅での看取りの援助

料金はどのくらいかかるの?

例)介護保険の場合

  • 30分未満 431円
  • 30分以上1時間未満 836円

その他

  • ①希望する方は定期的な訪問だけでなく、緊急時対応もしているので安心して生活できます。
  • ②利用者さんができるだけ自立した生活ができるよう支援します。
  • ③その人らしさを追及したケアを提供いたします。

是非ご家族や知り合いの方でお困りの方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

理学療法士

理学療法では主に体の機能回復と身の回り動作の改善を目指します。
表の方法を組み合わせ、その人がその人らしく生きていけるように支えます。

物理療法 温熱・電気などで筋肉をやわらかくして痛みを緩和
運動療法 運動を通して体が動く・動けるように導く
日常生活動作訓練移動できる・トイレ動作がうまくできるなど
実用歩行訓練 実生活と結びつく歩行の獲得
利用されている みなさんの声

私は雪道で滑って転倒し頚部の神経を傷つけ、両手足がしびれて全身にひどい痛みがあり、ベッド上の生活が始まりました。そのうち理学療法士が毎日病室で痛いところを温め、マッサージをして手足を動かしてくれました。そしてベッドの上動作の指導を受け、車椅子に乗り降りできるようになりました。3年近くリハビリを続け、車椅子で家庭復帰を果たし、今では簡単な料理もできます。2本の杖を使って歩行練習を続けています。

私は家で座布団につまずいて転倒、左大腿骨を骨折してしまいました。人工骨頭置換術を受け、理学療法士の指導でベッドから起き、立ち、歩行練習をしました。杖をついて退院しましたが、今でも左足の痛みがあって筋肉が弱いため、筋肉を強くする運動、階段昇降の練習などを続け、痛みも少しずつ軽くなり、歩くのも上手になりました。

私はこの頃、エプロンの紐を結んだり背中を洗う時に左肩が痛み、思うように手を動かせません。40歳なのに50肩と診断されリハビリを勧められました。痛いのは嫌だと思いましたが、肩を温熱器で暖めた後、理学療法士が筋肉をほぐし、少しずつ肩を動かしてくれました。家でできる運動の指導も受け、痛みも和らぎ動く範囲も広がりました。

私は次第に右手足に力が入らなくなり体がだるいと思っていたら、脳梗塞と診断され右半身が動かなくなってしまいました。病室で点滴を受けながら理学療法士がベッドサイドでリハビリを開始。やがて車椅子に乗り、平行棒で立ち、歩く練習を始めました。右足は自由に動かないので短下肢装具をつけ、杖で歩いています。肩の痛みもひどいのですが、温めて運動を続けています。少しでも前の自分に近づけるよう頑張っています。

私は最近肩こりが激しく頭痛も出てきました。電気や温熱で頚部を暖め、その後に筋肉を柔らかくしてもらい、理学療法士に指導を受けて運動を続けています。少しずつ頭痛もとれて肩の痛みも楽になってきました。

私は腰が痛くて腰椎ヘルニアと診断され、手術はもう少し状態を見てからとリハビリをするように言われました。腰部を暖めて牽引し、理学療法士に腹筋と背筋を強くしたりストレッチをするなど体操の指導を受けています。

などなど、その他に、膝の痛み・その他の関節の痛みなどお持ちの方々と一緒に、やさしく痛くないリハビリの一環を担うのが理学療法です。理学療法はリハビリテーションの大きな輪っかの一部門です。医師・看護師・作業療法士・言語療法士・心理療法士など様々な専門職との協力が欠かせません。

臨床検査技師

からだの調子が悪い時

病気になった時、からだはシグナルを発信します。

医師は患者さんが訴える症状や検査データをみます。そして医師の豊富な経験や知識を駆使して、その人が今苦しんでいる病気を診断し、治療を始めます。医師の診断が正しいかどうかは検査データの裏付けによって確認され、確定した病名にあった治療手段がとられることになります。そして治療を進めていく中でその治療がうまくいっているかどうか、別の治療に変える必要があるか、等を判断するためにも何らかの検査が必要になります。

分析機器や測定装置を用いてそれらの検査をし、医師に結果を伝えているのが臨床検査技師です。

健康診断を受ける

市民健診や健康診断など病気以外で病院を訪れた時、心電図や超音波など(放射線を扱う検査以外)のさまざまな検査をしているのも臨床検査技師です。

臨床検査技師の役割

日常の主な検査は、「採血」や「心電図」、「眼底写真」、「腹部超音波」です。
その他に最近では、動脈硬化の検査として「頚動脈超音波」や「脈波図」または「バセラ」、神経の検査の「筋電図」などの検査をしています。

臨床検査技師の一日

定期検査を…

生活習慣病のように、大きな異常を体に感じない病気もあります。そのような病気の多くは、1年に1度の健康診断で発見できます。ですから、元気だからといって検査を受けないのではなく、元気でいられるために検査(健康診断)を受ける事が望ましいのです。体は正直ですから、少しでも体に変化があれば、血圧や血液検査、心電図などに答えがでるでしょう。

定期的な検査は、病気の早期発見につながります。
臨床検査技師は、皆様が健康を維持していくための、お手伝いをしているのです。